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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社BEARS 代表取締役 宅間 理了

AI技術の活用で新たなサービス提供を目指す不動産ベンチャー

独自の不動産流通プラットフォームで、日本の価値を高めていく

株式会社BEARS 代表取締役 宅間 理了

BEARS代表の宅間氏が推し進める、AIを活用した不動産流通プラットフォームの実現や事業のさらなる拡大は、メンバーの存在なくして成り立たない。このページからは、BEARSの未来を支えていく、3名を紹介する。
※下記はベンチャー通信83号(2021年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


不動産の知識なくして、システム開発は難しい

―BEARSにおける辻本さんのミッションを教えてください。

 不動産流通プラットフォームづくりをまかされています。このプラットフォームは、不動産の知識がないエンジニアがつくってもうまくいかないと思っていて。さらに、不動産知識だけでなく、UIやUXも含め、ユーザーのライフスタイルが目に浮かぶくらいの総合的な理解が必要だと考えています。その点においては、不動産やまちづくりに携わってきた私の経験や人脈が活きるのではと考えています。そこで、大学の教授や不動産の専門家などでチームをつくり、エンジニアとコミュニケーションを図りながら開発を進めているところです。エンジニアの採用もまかされているので、私もシステムの勉強は欠かせませんが、そうした新しい経験が毎日の刺激になっています。

―辻本さんは今年の2月からBEARSに参画されたそうですね。

 ええ。もともと代表の宅間とは、10年来の知り合いで。これまでも、不動産に関していろいろ相談し合っていました。今回のプラットフォーム事業も急に出てきた話ではなく、「日本の不動産はどうやったらもっと評価されるだろう」と話し合ってきました。そのなかで徐々にカタチになっていき、今年から本腰を入れてやろうという話になって。日本の不動産を海外の顧客に適正に評価してもらい、日本の価値をあげたいというビジョンに共感しましたし、国内の見込み客が購入する場合でも、データを公開することで、自身で透明性のある評価ができる。私自身、新しいことにチャレンジすることが好きなので、いっしょにやりたいと考えたのです。

ビジョンに沿った軌道修正も、自分の役割

―今後の目標を教えてください。

 宅間のビジョンをカタチにしていくこと、現在はプラットフォーム事業を軌道に乗せていくことですね。たとえば、経営がビジョンと異なる方向性に進んでいると感じた際は、宅間に「そっちじゃないですよ」と軌道修正するのも私の役目だと考えています。そういう意味では、宅間と二人三脚で事業を拡大させていきたいと考えています。

 日本における不動産のデータは、過去の商習慣からクローズされており、オープンになっていません。これがアメリカなら「過去に誰が所有し、いくらで売れたか」など、すべてがオープンなんです。日本も情報をオープンにすべきであり、そのためにもプラットフォーム事業には大きな意義があります。


新規事業に向けた、体制づくりが重要に

―業務内容を教えてください。

 これまで営業職に専任していたのですが、今年の7月、CMOに就任しました。役割としては、極端に言ってしまえば「誰でも売れるような営業の仕組みづくりをする」ということですね。いま会社が新しく取り組んでいるプラットフォーム事業がローンチされれば、営業スタイルも変わっていくことが予想されます。これまでも、わからないことがあればベテランスタッフが若手をサポートするような環境はありましたが、それをより「マーケティング」として仕組み化させていこうと。正直手探り状態なところもあるのですが、私のこれまでのキャリアをどう落とし込めるのかを、宅間と相談しながら考えていきたいですね。

―飯田さんが実感する、BEARSで働く魅力はなんでしょう。

 個人の裁量にまかされている部分が大きいことですね。当社の営業は、単に販売するだけでなく、仕入れからリノベーション、広告制作から販売、管理まで一貫して担当できるのです。大変ではありますが、すべてにかかわれるのがやりがいであり、日々の成長につながっていると実感しています。

―今後はどのように成長していきたいですか。

 CMOとしての仕組みづくりはもちろんですが、会社全体の売上アップを図ることで個人としても会社としても成長していきたいですね。直近では、今期の売上40億円、来期の売上80億円を達成するのが目標です。この目標は当然、ひとりでは成し遂げられません。そういった意味でも、一人ひとりの部下が数字をつくっていけるような環境づくりが重要になってくるため、私のCMOとしての責務はとても重大だと受け止めています。

事業拡大が予想され、わくわくしている

―プレッシャーは大きいですか。

 当然ありますが、楽しみに感じるところが大きいですね。これからは海外の富裕層もターゲットになっていくため、より大きな物件を取り扱うなど事業の規模がさらに拡大していくことが予想されます。私自身、わくわくしています。

 また、プラットフォーム事業が軌道に乗れば、ITの部署との連携も必要になってくるでしょう。そこで、営業視点による不動産の価値が共有できるような言語化の浸透といった業務も私の業務になってくるのかなと。これから組織が大きくなっていくなか、会社の業績アップにつながるようなチームづくりを行っていきたいですね。


代表が醸し出す、熱量に圧倒された

―BEARSに入社したきっかけを教えてください。

 大学卒業後は、空き家再生ビジネスに携わり、取り扱っている店舗のバーテンダーをしていました。その当時に、銀行に勤めている共通の知人から代表の宅間を紹介してもらったのです。第一印象は、「身体が大きいな」と(笑)。ただ、見た目だけではなく、「不動産で日本の価値をあげたい」という、熱量に圧倒されました。お互いラグビー経験者ということもあり、共感することも多くて。そこで、「いっしょに働きたい」と強く思い、営業職として入社したのです。

 実際に働いてみると、仕事への熱量だけでなく、仕入れた物件のリノベーションを行う際のクリエイティブな発想であったり、先を見通した事業展開であったりなど、とても多くのものを学ばせてもらっていますね。

―どういったところに仕事のやりがいを感じますか。

 やはり、大きな金額を扱えることですね。バーテンダー時代では、カクテル1杯1,500円といったレベルでしたが、BEARSに入社後は、億円単位の物件を扱うようになりましたから。もちろん責任も大きくなりますが、売上があがればリターンも大きい。そういった点においては、当社の理念である「物心ともに幸福を追求する」を体感できています。

 また、飯田が言うように、一貫した業務に携われるのが当社における営業の醍醐味です。たとえば、リノベーションする場合、「カップル向けに1LDKの対面キッチンにしてみよう」といった付加価値がつけられるのが腕の見せどころですね。

自分自身の成長だけでなく、後輩育成がミッションに

―今後の目標を聞かせてください。

 これからは自分自身の成長だけでなく、後輩の育成を積極的に行っていきたいですね。ありがたいことに、今年の7月、CHOに就任しました。私は年齢的には組織において若いほうなのですが、社内や顧客へのコミュニケーションが評価されたのだと思います。今後は営業を兼務しつつ、「熱量」と「向上心」をもったメンバーを育てるのがミッションです。

―プラットフォーム事業とはどうかかわっていくのでしょう。

 ゆくゆくは、新しく入ったエンジニアのメンバーに不動産の知識をレクチャーするといったことが考えられます。今後は、より営業とエンジニアのシナジー効果が生まれるような取り組みを行っていきたいですね。
PROFILE プロフィール
宅間 理了(たくま みちよし)プロフィール
1980年、兵庫県生まれ。大学を卒業後、不動産鑑定事務所に入社。その後、大手銀行に入行し、不動産売買を行う部門に営業職として配属され、半年後にはトップセールスを記録する。2014年に株式会社ベアーズリアルエステート(現 : 株式会社BEARS)を設立し、代表取締役に就任。
企業情報
設立 2014年3月
資本金 1億円
資本準備金 24億6,000万円(2020年2月期)
従業員数 20名
事業内容 デジタルプラットフォーム事業、不動産投資事業、リノベーション事業、コンサルティング事業
URL https://bearsinc.co.jp/
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